大正大学の学生を実習生として受け入れ、地域課題の掘り起こしや交流事業のサポートを行う傍ら、『グランフィットネス阿南観光協会』の事務局を務める。最近は英国製の折りたたみ自転車ブロンプトンに乗って、お散歩感覚で阿南市内を回るポタリングツアーをはじめ、阿南の自然を満喫する体験型アクティビティの開発にも注力している。また、こうした体験プログラムの元となる豊かな自然を守るため、環境問題や SDGs に目を向けてもらえるよう、海洋生物の生態を学ぶイベントも開催。さらに商店街の活性化を目的とした『まちゼミ』や『まちマルシェ』の運営にも関わり、高校生が地域のイベントに参画できる仕組みづくりも手がける。「こうした活動を通じて地域に関心を持ち、阿南を離れても『いつか帰りたい』、『この街に住み続けたい』と思ってもらえるきっかけを作りたい」という鈴江さん。阿南と若者を結ぶ未来の架け橋としての活動は、これからも続いていく。