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料理でジビエの美味しさと
命をいただくことの
大切さを知ってもらう
WUTO-WURK 代表
木元靖博
Kimoto Yasuhiro
“ジビエ”と聞いて、「臭い」とか「味が独特」といった印象のある人や、「食べたことがない」という人も多いかもしれない。近年、徳島県でもシカやイノシシによる鳥獣被害は深刻化している。生態系に甚大な影響を及ぼすため、駆除の対象となっているシカやイノシシの多くは利用されずに廃棄されているのが実状だ。木元さんは「ジビエの美味しさを知ってもらい、命をいただくことの大切さについても知ってもらいたい」と、肉のまま提供するのではなく、様々な料理にアレンジしやすいミートベースとしての活用や下茹でなどを施した半加工品で利用価値を高める取り組みに挑戦をしている。ジビエ普及を妨げる一因として、ジビエに対する偏見と誤った知識があるという木本さん。市内の高校を中心に出前授業を行う中で、特に親世代にマイナスイメージが浸透していると感じたという。「正しい情報に目を向け、判断して欲しい」と若い世代に問いかけた。
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