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父から受け継いだ
農業のバトン
夢は地域と共に歩む農業

農業事業 青橋代表

柏木章宏

Kasiwagi Akihiro

「市役所に勤務していた頃には出来なかったことを、民間の立場で存分にやってみたい」という柏木さん。4代目阿南市東京事務所長として阿南のシティプロモーション、ふるさと会、港区との連携、移住促進などに尽力し、31 年間の公務員生活に終止符を打ち、家業を継いだのは2021年4月。本格的に大規模な稲作経営に乗り出した。安定した職業からあえて農業という道を選んだ理由は、「阿南から米作りが無くなってしまうのでは」という危機感があったから。いったん農地でなくなってしまうと、再び作物が育つ土壌に戻すのはとても難しい。父親も高齢化し、その不安は大きくなっていったという。「昔から実家周辺は阿南でも有数の穀倉地帯。父から稲作技術を学びながら受け継いだ農地を守り、農業という分野を後世へ繋げていきたい。阿南という地域で持続可能な農業の枠組みづくりにも取り組んでいきたい」という。そんな柏木さんが手塩にかけた苗が、水田に仲良く並ぶ田植えの季節がもうすぐやってくる。

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