シンガポールでは保険会社や旅行代理店など様々な職業を経験。その中でも一番楽しかった仕事は料理人だったそう。しかしシンガポールは学歴社会。これまであまり勉強してこなかったアニルさんは、給与アップと自身が目指すキャリアパスに繋げようと一年発起してRepublic Polytechnic Singapore へ入学。工学系の実務に直結した学位を取得するため、留学を決意（阿南高専は 3 ヵ月～ 5 ヵ月、提携大学からの短期留学を受け入れている）。「阿南は自然豊かで、ごみや環境に対する意識も素晴らしい。生活リズムがゆったりしていて、新たなものを吸収する環境が整っている」という。プログラミングや設計を学びながら、充実した留学生活を送っているが、唯一困っているのが日本語の習得。週末は阿南市国際交流協会が主催する日本語教室に通っている。「私と同じような短期留学生も多いはず。SNS などを活用し、阿南市国際交流協会のことをもっと多くの人に知ってもらえるといいと思う」と話した。