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伝統の味を再興し、
食の安全と思い出の味を
守り続けて

なかがわ野菊の里 代表

新居義治・希予

Nii Yoshiharu/Kiyo

1300 年の歴史ある『伝統黒米 弥生紫』を栽培する農家に生まれ、大学卒業後に家業を継いだ新居さん。作 業のほとんどを手作業で行うことから、戦後の農業機械導入と大量生産大量消費の時代の波に押され、幻となった徳島の伝統的な白米の品種『徳ばん』を、地道な努力によって復活。テレビやラジオ、SNS を活用しながら、その魅力を発信し続けている。明治神宮への奉献や農水省主催「フードアクションニッポンアワード 2016 究極の逸品」を受賞。昔ながらの風景や思い出の味を後世に伝え、絶やさないように…と食育にも注力している。「思い出の味とは、誰かと食べたその時の情景や味を思い出し、気持ちが沈んだ時にも心の支えとなるもの。伝統的な食材の存続は、未来の人々の心と健康を守る要となる。大切にしていきたいと思う」という。また、春には泥だらけになりながら田植えを行い、秋には石包丁で稲刈りをする子ども向けの農業体験も実施。「体験を通して、自然への親しみと、農業の楽しさを知ってもらいたい。」と語った。

HP(なかがわ野菊の里)

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